GIEWS Country Brief: Türkiye 24-March-2026
トルコの食料安全保障スナップショット:冬小麦見込みは改善も小麦減産と高インフレが重荷
FAOによると、2026年の冬季穀物は、12月〜1月の十分な降水と1月の積雪により回復基調にあり、中央・東アナトリアの積雪が霜害を緩和、2月下旬の地理空間指標も良好だが、3〜5月の春季降雨が引き続き重要である。2025年の穀物生産は総量で約3,420万トンと平均付近からやや下振れし、小麦は約1,800万トンで平均を10%超下回った一方、トウモロコシは約850万トンで約10%上回った。2025/26マーケティング年の穀物輸入需要は約1,480万トン、うち小麦は約850万トンが見込まれ、輸出は約540万トン(平均比約18%減)と予測され、国内供給は依然タイトである。食料インフレは2026年2月時点で年率約36%と高止まりしており、農業投入物価格の上昇(+31%)や通貨安がコストを押し上げ、小麦粉や米の小売価格は前年同月比で約30%上昇している。